もううんざり!毎日繰り返される兄弟喧嘩はこう対応!目からウロコの考え方とは?

スポンサーリンク
スポンサーリンク
にーにが〇〇したー!
次郎
次郎が、〇〇するけんやん!!
一太郎

毎日毎日、こんな会話が繰り広げられている我が家です。笑
うちには、5才と2才の男の子の兄弟がいます!(2018年現在)
男の子同士、仲良く遊ぶこともありますが…兄弟げんかも毎日勃発!!
「あー!!!もう良い加減にして!!!」と、げんなりすることも多々…
どうにかならないの!?と思ってたときに、偶然この1冊の本に出会いました。
悩んでる私の心にすーっと入ってくる文章で、すごく読みやすい本だったので、紹介したいと思います。
兄弟の対応に悩んでいる人だけでなく、我が子の対応に困っている人みんなにおすすめです!
目次
兄弟喧嘩はいいこと?悪いこと?
もともと雑誌で読者の方のお悩み相談を受けていた筆者の佐々木さん。
この本は、育児相談コラムをまとめた本で、Q&A形式で書かれた本でした。
その中に、こんなお悩み相談が・・・
2才違いの男の子2人なので、兄弟ゲンカが毎日繰り返され、もう止めるのも面倒になってしまうほどです。
(中略)
泣く子をほうっておくこともできず、「やめなさーい」と叫んでしまうこともしばしばです。
兄と弟のどっちを我慢させたらいのかも悩みます。
ひどい殴り合いなどはしないので、やはり、本人同士に任せて見守った方が良いのでしょうか?
え!?なにこれ?この相談、私が送ったやつ!?
さくら
と思うほど、私と同じ悩みをもつお母さんからの相談…
それに、佐々木さんはこう答えていました。
兄弟喧嘩は”スポーツ”です。
いいも悪いもない。
親が下手に価値判断すると、必要以上にこじれるだけです。
な、なにーーーーーーー!
兄弟喧嘩は、まさかのスポーツ!?
目からウロコでした。
そして、こう続いていました。
「親の役目は試合終了を告げることだけ。介入も仲裁も無用です。」
そのあとの佐々木さんの返答を要約するとこうです。
喧嘩をしない兄弟がいるとしたらその方が問題。

兄弟喧嘩はスポーツ=強い方が勝つし、弱い方が負ける。
でも何度負けてもやりたがるもの。

- 親の役割は審判。ただし、どちらが悪いのかをくだすことはしない。
- 勝敗は泣き声が聞こえてきた時点でついている。泣き声が聞こえたら試合終了!
- そのあとは「ノーサイド!」気持ちを落ち着かせたり、気分転換をさせてあげるのが親の役目。
- 親が余計な介入をして、善悪を決める方が、子どもにとってはしこりが残るもの。
- 親が怒ったり、善悪を判断することで、純粋なスポーツのような喧嘩ではなく、親の愛情を求めて恨みになってしまう。
- 親はカッカしない!ちゃんと見守って、口を出さずに、試合終了を宣言して、気分転換させる。それだけ。
大げんかしてもまた笑顔で遊び出すことに価値がある。
ごめんなさいがなくても、人間関係が修復できるのは兄弟の特権。
兄弟喧嘩を繰り返すことで、その後の友達付き合いも上手くなる。
遠くない将来、喧嘩をまったくしなくなる・・・
なるほど…
私は毎回、どっちが悪いとか、どっちとも悪いって言ってたから、子どもたちは私の判断を聞きにきて、自分の正当性をアピールしてたのか!!
まさに私がこじらせてる兄弟喧嘩!
これからは、試合終了の合図だけ、送るようにしよう…と思いました。
ごめんなさいも言わせないとお友達にもごめんなさいできない子になると思ってたけど、そうじゃないなら、子どもたちの好きなようにさせよう。
あなたはどう思いますか^^?
ついつい喧嘩はどっちも悪いよ!と言ってしまいそうですよね〜。
兄弟喧嘩はどちらも悪くないんだそうです。
「育てにくい子」と感じた時に読む本 ほかはどんな内容?
第1章から第5章まであります。
第1章:悩み多き時代の子育てだからこそ
第2章:わがままな子、心配な子と言われて
- 些細なことで泣きわめき続けます
- 母親に対してわがまま大爆発の三男
- 感情が爆発すると1時間以上泣き止まない
- 保育園に迎えに言っても1時間以上帰ろうとしない
- ほかの子が気になってしかたがない
- 本当は優しい子なのに、カッとなると手が出てしまう
- 乱暴・すぐどなる、友達に怖がられる息子
第3章:集団生活の入り口で
- 消極的なのは親の育て方が悪かったせい?
- 幼稚園が怖くて行けなくなってしまった
- 一人遊びが好きなのは、小さい頃遊んであげなかったせい?
- 幼稚園で話せなくなってしまう娘
- 「学童クラブにいきたくない」と言うのはなぜ?
- 友達ができない、思ったことが言えない
- 落ち着きがなく忘れ物も多いのですが・・・
- ひっこみじあんの息子が心配です
- 忘れ物が多く片付けられない長女を厳しくしかってしまう
第4章:上の子の気持ち、下の子の気持ち
- 毎日くり返される兄弟ゲンカがイヤ!
- 3人にものを買ってあげるのは難しい
- 姉が弟のジャマばかりしているなんて
- 意地悪な兄を冷静にしかるなんてできない
- 上の子をかわいいと思えないのです
第5章:ママだって傷ついている
- 怒り出すと歯止めがきかなくなる自分がイヤ
- 離婚したことで子どもが寂しい思いをしているが・・・
- 顔の大きな娘を見るのがつらい
- 自分の母を許すことができない
- 次女に対して大人気なく怒る夫を変えたいが・・・
目次見るだけで、読んでみたい項目たくさんですよね!
どれも、相談者の方の悩みにお答えする、という形で、佐々木先生の考えや意見が書いてあります。
言葉がすごく優しくて、悩んでる心にすーっと入ってきます。
涙するところいくつかありました。
佐々木正美さんってどんな人?
佐々木正美さん、実は男の人です!
私、最初、女の人だと思っていたんです。
すると本の中で、妻が…という言葉がでてきて、え!?と思いました。
男性の方でした^^
佐々木さんは、児童精神科のお医者さんでした。(2017年に亡くなっています。)
長年に渡り、自閉症とその家族を支援する療育方法の実践と普及に努められたそうです。
手のかからない子がいいこだなんて
そんなのは大きなまちがいですよ。
人生のどこかで、
親はこどもにたっぷり手をかける必要があるんです。
小さいころに手をかけさせてくれる子が
本当はとてもいい子なんです。
佐々木さんの言葉です。
この本の最初にも載っています。
実際に佐々木さんの言葉で救われたお母さんは、たくさんいるみたいです。
私もその一人だな〜!
まとめ
兄弟喧嘩に悩んで、この本を手にとりました。
でも、兄弟喧嘩だけでなく、子育てについて、振り返ったり、考えたりすることができました。
実は私にとって長男も「育てにくい子」です。
一時期すごくすごーーーーく悩んだ時期がありました。
「私の子育てのせいだ・・・」って自分を責めることもありました。
でも、一つの言葉で救われたり、考え方が変わることもあるんですよね^^
わたしは、友達の言葉や、本の言葉に、なんども救われました。
なので、同じように悩んでいるママの心が、救われるきっかけの一つになればいいなーと思って、この本を紹介しました!
ご興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね〜。