保育園に入るためにしっておくべきこと 【自分の持ち点とは?】

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今までの保活についての記事はこちら★
前回、持ち点によって審査されるという話をしましたが、
今回はその点数を実際に計算してみましょう!
目次
入園時の状況は人によって様々
入園するときには、いろいろな状況の方がいると思います。
何人か例に挙げてみましょう。
1、育休あけで仕事復帰の育子さん
私は育休あけで、フルタイム勤務の正社員で復帰するの!
保育園にはきっと入れるはず!
2、4月から仕事を始めるはじめさん
わたしは内定もらって、4月から仕事が始まるけど、本当にはいれるのかな・・・
3、無認可に預けて働いているむにこさん
私は去年認可園にはいれなくて。
でも無認可に預けて働いているし、今年はきっと優先的にはいれるはず!
4、半年待機しているたいこさん
わたし、途中入園では入れなくて、6か月も待機しているから、4月からはきっとはいれるよね。
はやく保育園いれて仕事さがさなくちゃ!
5、2人目が生まれるさんこさん
2人目出産のときの産前産後は、上の子を保育園に入れると聞いたから、申請してみよう・・・
こー見ただけでもいろんな状況の人がいますね。。。
皆さん同じ園に希望を出したとして、どの順番ではいれるのでしょうか。
入園を決定する際にこのような表があるのはご存知でしょうか。
この表のなかで自分の状況があてはまる点数を加点していき、自分の点数が決まります。
ではでは上の方々の点数はどうなるのでしょう。
2017年4月入園の申請 シュミレーション!
★あくまでも一例としてお考えください。この5人は実例があったわけではありません。
2017年4月から育休明けで仕事復帰。預ける子どもは1人目。復帰したら1日8時間週5日勤務の正社員。
育休あけで仕事復帰の育子さん
●被雇用者
1か月の勤務が160時間以上の労働 150点
●育児休業を取得しており、復帰する場合 15点
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合計 165点
4月から1日7時間週5日勤務で採用が決まっている。預ける子どもは1人目。
4月から仕事を始めるはじめさん
●採用見込み
1か月の勤務が140時間以上160時間未満の労働 110点
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計110点
2016年に福岡市へ転入。年度途中だったため認可保育園に空きがなく、無認可に預けて働いている。無認可の園が遠く、時短勤務を余儀なくされ、1日7時間の週5日勤務になる。
無認可に預けて働いているむにこさん
●被雇用者
1か月の勤務が140時間以上160時間未満の労働 140点
★2017年4月入園申請時、福岡市では無認可の園に通わせていることへの加点はありません!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計140点
★ここで一つポイント!
今は時短勤務ですが、近くの園に入れた場合、勤務の時間が8時間のフルタイムに戻るということを証明できれば(会社に勤務状況を記入してもらう際に合わせて一筆もらう等)、8時間の週5日勤務→1か月の勤務が160時間以上の労働 150点に認めてもらえることもあります。
役所に確認してみるといいかも。
2016年9月1日入園で申請書提出。保育園の空きがなく、待機となる。4月からの仕事もまだ決まっておらず、求職中。
半年待機しているたいこさん
求職中 50点
★2017年4月申請時、福岡市では待機に対する加点はありません!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計50点
2017年5月末に出産予定。仕事はしておらず、求職もしていない。核家族のため、子守をしてくれる祖父母もおらず。
2人目が生まれるさんこさん
出産 出産月の前2か月から出産日の後8週間の期間にある 80点
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計80点
となります。
入園優先順位はどうなるのか
点数の高い順番に

育休あけで仕事復帰の育子さん 165点

無認可に預けて働いているむにこさん 140点

4月から仕事を始めるはじめさん 110点

2人目が生まれるさんこさん 80点

半年待機しているたいこさん 50点
と入園優先順位が決まります。
ただ、ここで注意していただきたいのですが、
福岡市保育施設等利用調整基準表の最後に選考基準について記してある以下の点について。
1.在園児が、次年度も引続き利用を希望する場合、保護者等の保育要件が求職中を除き、前年度と比べ著しい変化がない場合においては、前年度から引続き保育要件を有するものとして、できうる限り配慮するものとする。
→今現在保育園に入園している子どもたちは、ほぼほぼそのまま持ち上がりになる。
つまり1歳児12名と募集要項に書いてあったとしても、実際は12名の枠を争うのではなく0歳児から持ち上がったこどもたちが9人いたとすれば、残りの3名だけの選考となる。
2.基本点数表により保護者1人ずつに点数を付け、そのうち点数の低いものをその子どものポイントとする。
→お母さんがどんなにフルタイムで働こうが家に、おばあちゃんがいたり、パート勤めのお父さんがいるのであれば、状況は変わってきます。
6.世帯の状況が、この分類表の点数により難い場合は、福祉事務所長の判断により当該世帯にとって適当と考えられる点数に変更することができる。
→特例はあるよ、ということ。
私が伺った福岡市西区の子育て支援課では
審査は基本それぞれの持ち点によっておこなわれるけれども、同一点数の人がたくさんいた場合、より詳しい家庭状況等を見ていくことになる。
といわれました。
点数が同じ人がたくさんいた場合どのように入園順位がきまるの?
今、フルタイムで共働きの家庭が多いです。1歳児クラスの申請者なんて育休明けの方も本当に多いです。
ですので、
例えば3名入園可能なところに、同じ185点の方が3名以上申し込みをしてくることも多いでしょう。
その時には、申立書の有無やその他家庭環境等が加味されるようです。
私が見学に行った園の園長先生も、
どうしてもここに入りたい!という園が見つかったら申立書をきっちり埋めて提出したほうがいい
とおっしゃっていました。
もちろん申立書を一生懸命書いたからといって、入園できるわけではないですが、最後の最後に点数が並んでしまっている場合は、審査の材料に使われるようです。
高校受験の内申書みたいですよね^^
ここだけは絶対気を付けて!当たり前だけど、最大の注意点!!
点数、状況は各家庭によって全然違います!!!!
入園申請時期、入園申請した子どもの年齢によっても状況は全然違います!!!
ですので、
求職中の友達が入園できたから来年自分もはいれるだろう
私はフルタイムの育休明けだから入園できるだろう
ではなく、
自分の入園希望している園の状況や、自分の住んでいる地域の状況等、
必ず自分で役所に確認しに行ってください!!!
そして、自分の点数が何点なのか、自分で確認してください。
もしかしたら自分では気づいていない加点があるかもしれません。
周りの意見を聞くことはとても大事ですが、
それをすべて鵜呑みにしていては、入園のチャンスを逃すかもしれませんよ。
そして次は、
入園申請のとき、
育休明け、フルタイムでの復帰予定の人より点数が高い人がいる!?という話です。
一般的には育休明けのフルタイム復帰予定の方は、入園できる可能性が高いといわれています。
実際のところはどうなのでしょう。
特に1人目のお子さんの入園申請をしようとしている方は要チェック!!